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🔰アスベスト対策で資機材のレンタルやご購入をご検討中の皆様へ

アスベスト除去工事で必要な機器、資材についてご紹介させていただきます

今後ますますの増加が見込まれる既存建築物の解体工事。学校施設や駅舎、市役所、病院などの公共施設だけでなくマンション、オフィスビル、一軒家など民間施設の工事においても需要が高まる解体改修工事の多くに「アスベスト除去工事」が必要となる可能性があります。

これからアスベスト除去工事に取り組まれる工事業者様、アスベスト除去を含む工事を計画される元請業者様の皆様に除去工事で必要とされる機器や資材についてご紹介させていただきたいと思います。

アスベスト除去工事における「レベル」

アスベスト除去工事には「レベル分類」があります。除去時の発じん性の高いものから順に「レベル1」「レベル2」「レベル3」とされ、レベル1は最も厳重な対策が必要です。ただし例え発じん性の比較的低いレベル3であってもアスベスト除去工事ですので軽視することは出来ません。

※国土交通省「目で見るアスベスト建材(第2版)

全文はコチラからご覧ください

3つの主な機器について

アスベスト除去工事で必要となる機器のなかでも主となる3つをご紹介いたします。

負圧集塵機(集じん排気装置、除塵機、除塵装置)

レベル1の工事、またレベル2と3においても一部工事で必要とされます。

1~3次フィルターが内蔵されており、3次フィルターにはHEPAフィルターと呼ばれる高性能フィルターを使用している物でなければいけません。またこれらのフィルターは消耗品であり、特に1次フィルター(プレフィルター)と2次フィルター(セカンダリフィルター)は頻繁に交換する必要があります。現場にもよりますが、1次フィルターは3~4回/日程度、2次フィルターは1回/日程度、HEPA フィルターは400~500 時間程度を交換目安とされています。弊社が取り扱っております機器には差圧計(マノメーター)やフィルター交換ランプがついておりますので目安としてご利用いただけます。

負圧集塵機の機種選定についてはコチラをご確認ください

エアシャワー(クリーンルーム、セキュリティゾーン)

レベル1の工事、またレベル2と3においても一部工事で必要とされます。

前室、洗身室及び更衣室を併設した3室構造を総称してセキュリティーゾーンといいます。セキュリティーゾーンは、人の出入りや廃棄物等の搬出の際の粉じん飛散を防止するためのものです。また、洗身室ではエアシャワーを30秒以上浴びるなどして洗身する必要があります。

弊社ではAC100Vでご利用可能なエアシャワーを2種類、また現場で単管などを組まなくても使える簡易のセキュリティルームをご用意しております。

真空掃除機

レベルを問わず必要とされる、アスベスト除去工事の必需品です。

HEPAフィルタ付きの真空掃除機は、現場事前調査の試料採取や隔離養生前の事前清掃、隔離養生撤去前の内部清掃、隔離措置解除後の現場清掃など各所で必要となります。

様々な薬剤を活用してより安全な作業を

湿潤剤、固化材、飛散抑制剤、封じ込め剤、剥離剤などアスベスト除去工事では様々な薬剤が必要となる場合があります。

より粉塵飛散を抑えるために、薬剤を活用してください。

湿潤剤(飛散抑制剤)・固化材・封じ込め剤はコチラでご紹介しております

剥離剤はコチラでご紹介しております

作業者の皆様を守る保護用品

レベルに応じて、使い捨て防護服、呼吸用保護具(電動ファン付マスク、防塵マスク)、防護手袋、シューズカバー、保護メガネなどを用いたばく露対策が必要です。

使い捨て防護服、防護手袋、シューズカバー、保護メガネなどはコチラでご紹介しております。

呼吸用保護具についてはコチラでご紹介しております。

看板や標識による現場の情報開示が必要です!

アスベスト除去工事を行う際は、現場に応じた看板や標識による情報開示、注意喚起を行う必要があります。

必要となる標識は現場の作業レベルや都道府県によって異なりますので必要なものをご指定くださいませ。

一例はコチラでご紹介しております

現場の養生、廃棄物の処分について

作業現場の隔離養生が必要な場合、床面は厚さ 0.15 ミリメートル以上のプラスチックシートで二重に貼り、壁面は厚さ 0.08 ミリメートル以上のプラスチックシートで貼り、折り返し面(留め代)として30 から 45 センチメートル程度を確保しなければいけません。

また除去した石綿含有建材、使用済の消耗品(負圧集塵機の各種フィルターや吸排気ダクトなど使用機器の消耗品や、使い捨て防護服、養生シートなど)は全て現場で適切に処分する必要があります。

廃棄物は専用のポリ袋に詰め、二重梱包しなければいけません。

各種養生資材や専用ポリ袋などはコチラでご紹介しております。

法令を遵守した施工で安心安全にアスベスト・ゼロを目指すために。

アスベスト問題は未だ進行中であり世界的な規模での対応が必須だと言われております。当社としてもこの問題に取り組む社会の一員として、問題解決のために尽力し貢献したいと考えております。

 

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