【よくあるご質問】下地処理機について
下地処理機について
下地処理とは、床の仕上げ材(張り材、塗り床、塗料、樹脂、防水など)を剥離、研削することで
下地を健全な状態に整える作業です。
これにより、新たに施工する塗装や張りの密着性・密着性を向上させ、表面を高品質に
仕上げることができます。
こちらの説明では、下地処理に使用される機械を下地処理機と呼ばせていただきます。
下地処理機に関するお問い合わせをいただいた際、
「違いは何?」「どの刃を選べばいいの?」といったご質問を多くいただきます。
剥がす系機械の特徴と刃の用途
剥がし系の機械はフローリングや長尺シート、Pタイルなどの剥離作業に使用されます。
手作業では時間がかかる上に重労働で体への負担が大きいですが、機械を使えば
より効率的に作業することができます。
〇強力床剥がし機 ストロングペッカー
手押し式の剥がし機。
最適な重量バランスにより刃先にしっかりと荷重がかかり、刃の前後運動によって
強力な剥がし性能を発揮します。
また、刃先の入斜角は21°~35°までの8段階で調節が可能なので、現場状況に応じてより
効率よく剥離作業できます。
また、刃の種類が豊富にあり、現場に合わせて使い分けることで、自在に剥離作業ができます。
コチラの画像をご参考ください。クリックで大きな画像になります。
〇搭乗式剥がし機 ブロンコ(LPGエンジン式)
搭乗式の剥がし機。大規模な改修現場で使用されます。
木質材や弾性床材(ウレタン等)、セラミックタイル等、剥離が難しい床材や防水材にも対応できます。
また、後輪には独立懸架式のショックアブソーバーを採用しているので、凹凸のある床面でも
安定した操作性があります。
※エンジン式のため排気ガスが発生します。必ず屋外で使用、または換気してください。
また、刃の種類が豊富にあり、現場に合わせて使い分けることで、自在に剥離作業ができます。
コチラの画像をご参考ください。クリックで大きな画像になります。
〇ハンディ剥がし機 チーゼルワイス
ハンディ剥がし機。
軽量なので垂直面、天井面の作業もできます。
1~1.5㎜の微小振幅により下地を痛めることなく、12,000回/minの超高速振動により
非常に速く剥がせます。
また、刃の種類が2種類あり、現場に合わせて使い分けることで、自在に剥離作業ができます。
コチラの画像をご参考ください。クリックで大きな画像になります。
〇超音波はつり機 ソノスプリッターSS-270
ハンディ剥がし機。
小型かつ軽量な発振器とハンドピースで、狭い場所での剥離作業もできます。
超音波振動で剥離するため、低粉塵・低騒音で作業できます。
また、刃が6種類あり、現場に合わせて使い分けることで、自在に剥離作業ができます。
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削る系機械の特徴と刃の用途
削る系の機械は、硬質床や接着剤、ワックス、コンクリートなどの研削、床磨きなどの作業に
使用されます。
手作業では時間がかかる上に重労働で体への負担が大きいですが、機械を使えば
より効率的に作業することができます。
〇床面研磨機 研た
手押し式の研磨機。
ダイヤモンドの強力な研磨力で抜群の作業性と仕上がりを実現します。
小型かつ軽量で狭い場所での作業もこなします。
また、刃が5種類あり、現場に合わせて使い分けることで、自在に表面研磨や塗膜除去ができます。
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〇床表面研削機 K-30EN(モーター式)
手押し式の研磨機。
カッターの使い分けで自在に表面研削や塗膜除去ができます。
集塵機能搭載でホコリを出さない快適な作業を実現します。
ダストボックスに土のう袋(別売)をセットすることで、ゴミ捨ての手間を大幅に削減できます。
また、刃の種類が豊富にあり、現場に合わせて使い分けることで、自在に表面研磨や塗膜除去が
できます。
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〇タフポリッシャー
手押し式の研磨機。
静かでスロー回転のため、ホコリが立ちにくい仕様です。
床面の洗浄や艶出し等にも対応できます。
また、アタッチメントの種類が豊富にあり、現場に合わせて使い分けることで
自在に表面研磨や塗膜除去ができます。
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お問い合わせのポイント
お問い合わせの際には、以下のポイントをお知らせいただけると、
よりスムーズにご案内が可能です。
・剥離対象の材質(例:塗膜、タイル、防水シートなど)
・下地の種類(例:コンクリート、金属など)
・施工予定の面積(㎡数)
・使用予定期間
これらの情報が詳しいほど、機械の選定が的確に行えるだけでなく、万が一トラブルが発生した際も
迅速な対応につながります。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
お見積依頼、ご相談、在庫状況の確認はお問い合わせフォームからお願いします。
各機器のカタログや詳細説明については下記リンクから商品ページをご確認いただけます。
〇剥がす系
〇削る系