お知らせ

information
  1. トップページ
  2. お知らせ
  3. 【よくあるご質問】グローブバッグの使い方・選び方

【よくあるご質問】グローブバッグの使い方・選び方

利便性と安全性を両立してきた実績から大変ご好評いただいている部分隔離養生材グローブバッグ。

「グローブバッグ工法」という言葉が厚生労働省の資料内で使われるほど広く知られています。

一方で、部分隔離養生材として特殊な形状をしているために「どういう商品なの?」「種類が選べない」「どうやって使うの?」などと皆様からご質問をいただくことも多く、今回ご紹介させていただくことにいたしました。

グローブバッグと、その使用例について

グローブバッグ=「グローブ」+「バッグ」

グローブバッグ(Glove Bag)とは、長手袋が一体となった養生シート付きの袋です。

弊社の取り扱っております米国・グレイリング社の「AVAIL QuickTwistグローブバッグ」は、配管に使用されているアスベスト除去工事に於いて5,000万フィート(約1,524km)を超える実績があり、使いやすく、安全な方法であると云う評価が定着しており、他のどの製品よりも多くの専門家に選ばれています。

日本でも、アスベストのマニュアルにグローブバッグを用いた除去作業の作業手順や措置事項、留意事項が記載されています。

グローブバッグを使用したアスベスト除去について、手順例や留意事項について[令和3年3月版 建築物等の解体等に係る石綿ばく露防止及び石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル]より抜粋

配管アスベスト除去以外でも・・・

配管アスベストの除去工事で高く評価されているグローブバッグですが、配管専用というわけではありません。作業スペースは限られますが、部分的に隔離したうえで養生外部からの作業が可能であるという利便性と安全性が特徴のグローブバッグ。

外壁アスベスト(石綿含有仕上塗材)のサンプリング作業や橋梁補修工事における鉛・PCB含有の塗膜剥離作業などの現場でもグローブバッグが使用されています。

グローブバッグの選び方

AVAIL QuickTwistグローブバッグは主に8種類。

横パイプ用or縦パイプ用

まず形状の違いとして、上の図の「対応パイプ形態」をご確認ください。

QTシリーズやS5460などの「横パイプ用」は形状図の上側が開口部であるのに対し、Vシリーズは横側が開口部となります。

作業範囲(サイズ)とケース入り数

仕様一覧図にあります「作業範囲」ですが、特にQTシリーズの形状についてご説明します。

QTシリーズは横に連なったロール形状になります。QT10なら20袋/ロール、QT14なら15袋/ロールといったように入数分の袋が繋がった1ロールがケースに入っております。作業範囲によって必要枚数をお客様にてカットしてください。そのため、QT10であれば1袋で106cm~20袋すべてを連結したまま使用すれば最大27mが作業範囲となるのです。

VシリーズやM、Sはそれぞれの形状図のようにカットされたもの×入数がケースに入っております。

対応パイプ径とグローブ数

配管に巻いて使用する際に必要になるのが「対応パイプ径」です。

グローブバッグ内でかき落とし等の作業を行うことを考えると、ギリギリではなく余裕をもって養生していただく方がおすすめです。

また、作業効率にも影響するグローブ数。基本的に2つ(左右)1セットずつ配置されています。それが1袋に対して何セットあるか、というのがグローブ数になります。QT10やQT14、V10、M6、S5460は1袋の作業スペースに対して1セット(1か所)からの作業に限定されますが、QT18やV24ならパイプを挟んだ逆側からも作業ができます。8種のなかで一番大きなQT30は3セット/袋ですので片側に限りますが上方向から・下方向からと3か所からのアプローチが可能です。


カタログなど、商品「グローブバッグ」のご紹介ページへはコチラ

 

ページトップへ戻る