石綿飛散防止対策強化~2020年改定にむけて~
石綿飛散防止対策強化~2020年度関連省令の改定にむけて~
日本の高度経済成長を支えてきた奇跡の鉱物「アスベスト」ですが、その有害性が広く知られたクボタショックから間もなく15年が経とうとしています。今後も増え続けるアスベストを含む建築物の老朽化に伴う解体・改修工事に向けて、より一層の石綿ばく露防止対策のための新たな制度設立や関連省令の改定が予定されています。
分析・調査方法の具体化と記録の保存期間の規定、また調査・分析を行う者の要件の新設?
隔離漏洩防止措置の具体化と強化?
合計床面積80㎡以上の解体工事、請負金額100万円以上の改修工事は石綿の有無にかかわらず作業開始前の届け出を義務化?
特に届け出制度の新設については、一戸建て住宅を含む解体工事の大部分や屋根や水回りの改修など対象範囲が広範囲となり、年間210万件規模の工事が届け出の対象となる見通しだといわれています。
今年度内に正式決定されるまで詳細は分かりませんが、2020年度の各種関連省令の改定に向けてアスベスト対策がよりいっそう強化されるのは間違いありません。
正しい方法で、より安全な現場を実現するために
必要となる資機材のレンタル・ご購入については、サンワ・リノテック(株)にお問合せください
負圧集塵機、エアシャワー、真空掃除機などの環境対策レンタル品(一部商品を除き販売も可能)についてはコチラから
呼吸用保護具やグローブバッグ、剥離剤や湿潤固化材などの販売資材品についてはコチラから